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2023-05-12

最近の新築住宅の外観でよく見かける、縦長、横長の窓。この「スリット窓」と呼ばれる細長い窓は、すっきりとしてモダンな印象を与えるため、住まいに採用する方が増えています。
今回はスリット窓の特長やメリット・デメリット、各社から出ている商品をご紹介します。

スリット窓の特徴
スリット窓とは細長いスペースにはめられた窓のことです。一般的な窓と同様に外からの採光や換気を目的に設置されます。
通常の窓よりも幅が狭いため、外から中の様子が見えづらく、プライバシーを守れることが大きな特徴です。省スペースで設置できるため、設置場所の選択肢も広がります。
スリット窓には縦長・横長の2つの形状があり、縦に長い形状をしたスリット窓を「縦スリット窓」、横に長い形状をしたスリット窓を「横スリット窓」といいます。
どちらも採光や通風を確保できますが、形状の違いによって光の取り込み方や視線の抜け方が変わってきます。

縦スリット窓のメリット
・空間が広く感じられる
天井から床の近くまで開口部のある縦スリット窓は、天井と床の距離が実際よりも長く見えやすいため、お部屋を広く見せることができます。

・外から中の様子が見えにくい
縦スリット窓は、外から家の内部が見えづらいため、隣家や通行人からの視線を遮り、プライバシーを守ることができます。

・空間がおしゃれになる
シャープでモダンな印象の縦スリット窓は、空間のアクセントとなり、スタイリッシュな演出ができます。

縦スリット窓のデメリット
・採光が十分に得られない場合がある
縦スリット窓は一般的なサイズの窓よりは採光量が少なくなってしまうため、よく晴れた日には問題なくても、曇りや雨の日に思ったような採光が得られない場合もあります。周囲の建物や時間帯によって光が入りにくいこともあります。

・家具のレイアウトが制限される
家具の配置場所が制限されることがあります。部屋に設置する家具のサイズや位置はしっかりとシミュレーションして窓の位置を決めると良いでしょう。

横スリット窓のメリット
・自然光を部屋の奥まで届けられる
上部に設置すれば自然光を部屋の奥まで届けられます。横幅が広いため、縦スリット窓よりも多くの光を取り込むことができます。

・効果的に換気できる
天井付近の横スリット窓を滑り出し窓にして開閉可能にすると、上昇した暖かい空気を排出し、室内にこもった熱を排出できます。
床付近に設置すれば、日差しの強さを気にせずに換気することができます。

・周囲からの視線をカットできる
上部や床付近に設置すれば、隣家や通行人からの視線をカットでき、プライバシーを守りながら採光を確保できます。

横スリット窓のデメリット
・お手入れが大変
高所に設置した場合、手が届きにくく、掃除がしにくいというデメリットがあります。
デザインのメリットだけで多用してしまうと後々困ることにもなりかねません。

各社から出ている商品
◆LIXIL ハイブリッド窓TW
・いつでも、だれでも、安心・安全に使える窓。
・先進の高断熱技術で、大開口の窓でも暖かい。


◆YKK AP エピソードⅡ NEO
・窓の室内側に、断熱性・防露性に優れた『樹脂』のメリットをプラスしたことにより、高い断熱性能を実現
・アルミ窓と比べて結露しにくく、お部屋を清潔に保てます。


◆三協アルミ アルミ樹脂複合サッシ マディオJ・M
・樹脂と複層ガラスで断熱性UP
・高断熱サッシにより、冷暖房効果が向上し、省エネルギーになります

 

 

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