
お部屋に置くだけで、おしゃれな雰囲気に変えてくれる観葉植物。見た目のよさだけではなく、空間を快適にしたり気分を落ち着かせてくれる、生きた植物ならではの効果があります。
今回は観葉植物が持つ、様々な効果や、おすすめの種類をご紹介します。
◆観葉植物の持つ効果
・お部屋の温度を下げる
植物は、根から吸い上げた水分を葉の表面から蒸発させます。それと同時に周りの温度を下げる働きがあり、これを「蒸散作用」といいます。観葉植物はお部屋のインテリアになるだけではなく、置くだけで暑さを和らげる天然のエアコンのような役割をしてくれるのです。
・カビやバクテリアを制御する
観葉植物を室内に置くだけで、効果的に空気環境を整えることができます。空気中に浮遊するカビやバクテリアを制御する働きがあるため、観葉植物を置いておくだけで、置いていない部屋と比べてカビやバクテリアの数が50~60%も少ないとも言われています。
◆初心者でも育てやすい!おすすめ観葉植物
・【モンステラ】個性的な形が人気の品種
成長するにつれ葉に深い切れ込みが入りとても個性的な姿になります。
空気清浄力や温度調整効果があるのでリビングやベッドルームに置くのがおすすめ。
大きな株になれば乾燥にも比較的強くなる強健な観葉植物です。
・【パキラ】成長が早くお手入れが楽々
手を広げたような5枚葉が特徴的。丈夫で害虫もつきにくく、簡単に育てることができます。
直射日光に長い時間当てていると葉が焼けてしまう場合があるので、時々日陰においてあげるようにしましょう。
・【シュガーバイン】小さな花のような葉が特徴
つる性なので形を整えやすく、インテリア性が高い品種です。
強い日差しや30度以上の気温は苦手ですので、日光が当たる場所はなるべく避けて涼しい場所に置いて育てるようにしましょう。
今回は初心者の方でも育てやすい観葉植物をご紹介しました。
グリーンがある暮らしは心を豊かにしてくれます。成長していく過程も楽しみのひとつ。
玄関や窓辺、お気に入りの家具の横やベッドサイドなどに置いて癒しの空間をつくってみませんか。